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11/25(Mon) 12:05

アメリカ旅行記(1997.9.12〜9.23)

奥さんは初めてのアメリカ、子供たちもニューヨーク、ワシントンは初めて。前半は家族で、後半は夫婦でアメリカを楽しんだ。

今度の旅行は、飛行機やホテルの手配などすべて自分たちで行った。パックツアーにはない気楽さと自由さがあった。反面、予期せぬことが起こったりとハプニングもあった。現地に着いてから、さて今日は何処に行こうと皆で考えたり、多少のロスはあったが逆にのんびりと手作りの旅行を楽しめた。日本からの旅費は一人$960。ホテルは二人で平均$80。

1日目
 9/12(金)
ニューヨーク到着

nyviewついた。映画「星の王子様ニューヨークへ行く」の舞台となったクイーンズのLong Island Cityに滞在。イーストリバーを挟んでマンハッタンの摩天楼が一望できる。留学中の子供たちとホテルで合流。久しぶりの家族団らん。

2日目
 9/13(土)
ニューヨーク散策

statue乗り降り自由のバスツアーでニューヨークを車窓観光。途中、フェリーで自由の女神のある島へ渡り、まじかに見る像の大きさにびっくり。マンハッタン最南端のBATTERY PARK、ウォール街、世界貿易センター、国連ビル、ロックフェラーセンターと少し駆け足の1日だった。

夕食は子供達がすしを食べたいと言うので築地「寿司清」へ。アメリカにきて日本食と思ったが、子供達もこれを期待してきてる節もある。おまかせでお願いした。日本で食べるより美味しかったが勘定も・・・。

nightクルージングで船から見る夜景も最高だが、エンパイアステートビルから見る夜景、マンハッタンからクイーンズへ行くロープウェイから見る夜景がお勧めときき、エンパイアステートビルへ夜景を見に。人気の場所らしく長蛇の列だった。でも夜景は素晴らしい。

3日目
 9/14(日)
ミュージカル

昨日買ったOCS Newsでチケット業者を探し、ミュージカル「CAT」のチケットを電話予約。席も真ん中前列のいい席がとれた。最初一人$140と言われたので、じゃあ外をあたると言ったら$80の席もあると言うので予約した。$70の席がなんで$140になるんだろう。CATは日本で見ようと出かけたが半年先まで予約でいっぱいと断られ、それでは本場でと奥さんも期待してる。
昼前に地下鉄に乗りブロードウェイのWinter Garden Theatreへ。約2時間の公演だったが4人ともすごく感動し、もう1つ見ようということに。急遽「美女と野獣」の夜の公演のチケット($70)を買いにPalace Theatreのボックスオフィスに走る。劇場での販売は当日券だけなので席は真ん中の一番後ろだった。やはりちょっと割高だがチケット業者から買ったほうが前売りのいい席がとれるみたい。

catsCATは舞台と客席が一体となった作りで隣から急にネコが飛び出したり、客席の間を走り回ったりと、ストーリはいまいちよく理解できなかったが歌と舞台を楽しめた。中でもジェリコキャットの歌うメモリーはストーリと相まって胸にジーンとくるものが・・。
あとで娘がこうゆうストーリだったのよと教えてくれた。モテモテのネコ、海賊になりたかったネコ、マジシャンのネコなどいろんなネコの物語だそうな。でもジェリコキャットがどういう身の上だったのか今だにわからない。終演後ジェリコキャットを演じた女優に花束が送られていた。彼女も涙ぐんでいた。劇場の案内にはオリジナルメンバーによる公演とあった。

beauty美女と野獣はストーリも英語もわかりやすく、初めて見ても十分楽しめた。呪いで醜い姿に変えられた孤独な城の王子と美しい町娘ベルとのロマンス。CATとは対象的にオーソドックスなミュージカルといった感じ。大がかりな舞台装置や照明・音響は、さすがミュージカルの本場ブロードウェイと感心した。

CAT劇場近くの日本レストラン「更科」でアフター・シアター・サパーをとる。Varginia駐在の方と楽しく会話。
帰りのタクシーから見たマンハッタンの夜景も忘れられない。まさにタバコのパーラメントのCMのようだった。

4日目
 9/15(月)
ショッピング

ナイアガラ見学をあきらめたので1日余裕ができた。子供たちは若者に人気のSOHOへ。インターネットやってると、Small Office Home Office がすぐ頭に浮かぶ。名前の由来はSouth of Houston St.からきたと昨日の駐在の方に聞いた。
beauty我々夫婦は5番街でウィンドウショッピング。セントラルパークや教会を見に行ったりで1日を過ごす。街が、芸術的で、食べ物もアメリカにしてはおいしい。子供たちに合わせた1日であった。

tmznight息子はビンテージもののGパンの掘り出し物を見つけ満足。娘も気にいったブランドの洋服を安く買えてご機嫌。

夕方、子供たちと落合いタイムズスクウェアの夜景を楽しみながら散歩。月曜はほとんどの劇場が休みでオペラを観劇できなっかたのがちょっと残念。すしの老舗「車すし」で夕食。きょうはおまかせにしなっかった。

5日目
 9/16(火)
SOHO

soho子供たちがもう1度SOHOに行きたいと言うので家族で出かけた。街並みは、倉庫のような大きな建物の1階をブティックやギャラリーにし、思い思いに広い空間を巧みに利用している。想像してた以上に活気のある町だ。奥さんはイタリー製の気に入った靴を見つけた。息子と散策してるときに入ったスポーツショップでスニーカー(New Balance 1300)を買った。2人とも旅行中ずっと履いている。履きごこちは最高。

夕方ワシントンヘ。2部屋の予約がオーバブッキングで1部屋しかとれない。交渉して2人の部屋に4人泊まることにした。もちろん2人分の宿泊費で。少し英語の自信をなくした・・。夜中にすごい大雨があり明日の天気が心配。今回の旅行で唯一の雨。

6日目
 9/17(水)
ワシントン散策

white朝起きると昨日の雨が嘘のようなカラットした快晴。ワシントン郊外から車で市内に入るとき通勤ラッシュに巻き込まれる。
朝1番にホワイトハウスの館内見学。大統領の住まいにしては質素。インテリアもレッド、グリーン、イエローに統一されレッドルームなどと名前がつけられている。レセプションが行われるイーストルームや晩餐会で有名なステートダイニングルームをみた。入館には商務省でもらう整理券が必要。

memoThe Mallで議事堂、ワシントンモニュメントを見たのちMallを散歩。スミソニアンミュージアムで航空宇宙博物館、自然史博物館を見学。航空宇宙博物館のプラネタリューム。ひさしぶりに童心に帰り心が洗われる思い。自然史博物館の恐竜の化石のデカさにビックリ。 45カラットのダイヤが見れなかったのが残念。じっくり見るには2〜3日はかかりそう。
ジェファーソン記念館、ワシントン記念館、アーリントン墓地、ペンタゴンとレンタカーで移動。ポトマック川畔の桜並木を見ながら散歩した。

夕方食事にいく途中ジョージタウンで気に入ったシャンデリアがあったので買った。今回の旅行で最大の買い物である。

ジョージタウン郊外のカントリー調レストラン「The Dancing Crab」でワシントン名物のブルークラブの「かちわり料理」にトライ。奥さんも子供たちも初めての経験。注文はダース以上半ダース単位。木槌でカニをたたき割って中の身を取り出して食べる豪快な料理。ゆでたカニにスパイスが効いてて味もグッド。終わったときは、あたり一面カニの甲羅のかけらが飛び散ってた。満腹。

7日目
 9/18(木)
ジョージタウン

georgeワシントン北西部にあるジョージタウンのショッピングモールGeorgetown Parkへ。地元の人が行くモールは、その土地の空気や生活にじかに触れれて興味深い。奥さんと娘が買い物をしてるあいだ、息子とジョージタウンの街を散策。レンガ敷きの道路や古い邸宅にシックな趣とたたずまいのあるヨーロッパ調の落ちついた街。奥さんと娘はGUCCIのスカーフを、2枚買うから安くしてと値切っていた。日本で買うより随分安いと納得している。

昼過ぎシカゴからセントルイス経由で子供たちの大学のあるカーボンデールヘ。

旅の途中で経験したことなど
ニューヨークのコンドミニアム「チェスターフィールド」はよかった。ホテルの前にスーパや24時間営業のカフェもあり何かと便利。長期滞在用にキッチンと台所用品一式もついている。女性グループや若いカップルがほとんどでビル入口で24時間ガードマンがチェックするので安心。料金も1部屋$89(1人あたり$45)とニューヨーク中心部にあって格安。日本で予約できるが3カ月前には予約しないと取れない。

ニューヨーク在住の人たちの情報誌OCS Newsでミュージカル、オペラ、コンサートや美術館、博物館の催しなどのホットな情報が手に入る。ロックフェラーセンター前の紀伊国屋で$3で買える。

ナイアガラ見学は土/日に。土/日はバッファローまでの航空券はディスカウントがあり$180だが、平日は$480と通常料金となる。知らなっかった。

アメリカの空港は、荷物の一時預かりのサービスや大きなコインロッカーがないところが多い。次の日にその空港に戻るのに大きなスーツケース(それもその日には使わない)を持ち歩くのは大変。こんな時の裏技。

Baggage Claimから荷物を取らずにそのまま放置しておくと受取りがないと言うことで、乗って来た航空会社の手荷物配送サービスオフィスで保管してくれてる。翌日そのオフィスにいき荷物の引換券を見せれば荷物をくれる。
この方法は、荷物が長い間Baggage Claimのターンテーブルに残ってるので取られたり行方不明になる危険もあります。そこを覚悟して下さい。責任は持てません。
セントルイス空港で翌日荷物を受け取りに行った時、サービスオフィスの人にえらく怒られました。英語がよくわからないと言ったらもういい行けと言われたので荷物をもらって行きました。