ショッピング
モーテル近くの「ヤオハン」で日用品の買い物を兼ねて朝食。子供達の住むカーボンデールでは日本の本・雑誌や日本食が手に入らないので、友達同志シカゴまで時々買出しに来てる様だ。今日も大学の友達何人かと会った。 娘がキンピラゴボウが食べたいと言うので奥さんは張り切って材料を仕入れている。ぶらぶらしてたら日本のテレビ番組のビデオを売ってるのを見つけた。最近のテレビ番組がずらっと並んでいる。私達の時代は録画したものをおみやげに持って行く事はあったが・・・今はこういうものも商品になるのかと感心した。駐在時代、日本の活字や映画に飢えてたのを思い出す。帰国後雑誌「アエラ」と「なんでも鑑定団」のビデオを送ってやった。 日本のレトルト食品・調味料や日用品、雑誌など沢山買い込んで出発。すこし親馬鹿かとも思うが子供達の顔を見るとついつい財布の紐も緩む。
魅惑の1マイル〜ミシガン通り・シカゴ川北
ミシガン通り・シカゴ川の北、約1マイルのストリートを「魅惑の1マイル」という。今日は夕方までここでショッピンの予定だ。道路の両側に有名ブランド店、デパート、専門店などが軒を連ねる東京の銀座みたいな所だ。 今日は日曜日なので人どおりも多い。広場では何組かのストリートミュージシャンが演奏している。ぶらぶらする人、演奏に聴き入っている人、皆それぞれに楽しんでいる。
奥さんは結婚当時二人で買った想い出の品、クリスタルのランプスタンド用のシェードと小ぶりなスタンドがあれば買いたいと言っている。センスのよいのは都会にこないとなかなか見つからないと娘は洋服と靴を探しに・・・。奥さんと娘はシカゴの2大デパート「Marshall Field's」−ロンドンといえばハロッズ、ニューヨークと言えばメイシー(今はあんまり人気ないけど)...という感じで、シカゴはマーシャルフィールドだそうだ− とショッピングセンターとくっついたデパート「Bloomingdale's」へ、私と息子はパソコンショップに行く。私は海水魚のスクリーンセーバと素材集を息子はCD-Rを買う。
昼過ぎに落ち合って4人で街をぶらぶらしてると長い行列が。何かと思い娘が見に行くとギャレットポップコーンショップというポップコーンの店だった。「シカゴと言えばポップコーン」を思い出し娘が30分並んで買ってきた。バター味、チーズ味、キャラメル味、塩味と色んなものを売っている。中でもキャラメル味はコーンにキャラメルが絡んで美味しかった。ベンチに腰掛けストリートミュージックを聞きながら食べるポップコーンも格別だ。
午前中探して置いたスタンドを見に「Marshall Field's」家具館へ。ピアノの上に置く小型のスタンドとローソク立てを購入。今回の旅行中最大の買い物だ。
カーボンデールへ
夕方シカゴを経ちカーボンデールへ。イリノイ州の北端から南端へ約560Km、6時間のドライブだ。見渡す限りのコーンや小麦畑の大農場地帯をI-57をほぼ一直線に南下する。大平原の地平線に沈む夕日の美しさが印象的だった。道路標識に鹿の飛び出しに注意とある。たぬきならまだしも鹿を跳ねると車は勿論人も危険、と息子の運転も慎重だった。日本では考えられない。
アメリカの道路は南北は奇数、東西は偶数の番号になっている。I-57の様に南北に走る道路の案内標識は、地図上は東西方向でもEast-WestではなくNorth-Southになると息子に教えられた。これでナビゲーションはうまく出来そうだ。途中マクドナルドで夕食を取り真夜中にカーボンデール着。 |