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12/22(Sun) 03:38

Javaプログラミングの基礎
プログラミングの手順
Javaプログラミングの大まかな流れは以下のようになります。
  1. ソースプログラムをテキストエディター(メモ帳、秀丸など)で作成する。
  2. Javaコンパイラでクラスファイル(アップレット)を作成する。
  3. アプレットを呼び出すHTMLファイルを作る。
  4. ブラウザまたはアプレットビューアーを使って上のHTMLを読み込む。

クラスとメソッド

  1. Javaにおけるプログラムはすべクラスによって定義されていきます。
  2. クラスの中には、各種の変数やいろいろな計算や機能を実現するメソッドが含まれています。JavaScriptでいう関数と考えてよいでしょう。
  3. そしてこれらのクラスはオブジェクトの「型」みたいな感じに使えるのです。
クラス仕様(API) と言語仕様に関するドキュメント
よく使われるクラスやパッケージ

命令説明
import java.applet.Applet;
import java.awt.*;
import 文とクラスの定義= java.appletパッケージにあるAppletクラスと、java.awtパッケージにある全てのクラス(*はその意味)をこのプログラムで使用する宣言文です。この2行はアプレットの先頭にいつも記述すると覚えておきます
public class 名前 extends Appletクラス定義=「名前」というクラスを定義します。public は他から引用可能なクラスの意味です。この「名前」がソースファイルのファイル名になります(名前.java)。これも「名前」以外はこのまま書くと覚えましょう。
public void init()メソッド定義= public で void (帰り値を持たない=何らかの計算結果を数値として出さない)関数 init を定義します。この init も基本的にアプレットには必ず出てくると考えて下さい。この関数は、アプレットの実行にあたって必要な前処理をします。一般に、イメージデータなどの読み込み、パラメータ/変数の設定、アップレット表示領域の大きさの設定、背景色やデフォルトの描画色などの全体的な初期化を init メソッドで行います。
public void paint(Graphics 名前)メソッド定義= public void な関数 paint を定義します。これは Graphics クラスの属性を持った「名前」(インスタンスといいます)を定義しています。
resize(x,y)アプレットを表示するための枠の大きさ(x,y)を定義します。単位はピクセルです。
setBackground(Color.white)
setForeground(new Color(0,0,255)
背景色(Background)やデフォルトの描画色(Foreground)を指定します。代表的な色は red、blue などの色名で指定できますが、できないものはColorクラスのコンストラクタ引数、RGB値で指定します。
drawString("文字列", x,y)座標値(x,y)ピクセルの位置に文字列を描画します。文字列の左下隅が描画の基準点になります。
setFont(new Font("フォント名",Font.スタイル,pt))文字列を描くときに使用するフォントを指定します。Fontクラスのコンストラクタ引数はそれぞれフォントの名前、スタイル、大きさ(単位ポイント)を表します。
drawLine(x1,y1,x2,y2)始点(x1,y1)、終点(x2,y2)を結ぶ直線を描きます。
getImage(getDocumentBase(),"path")
drawImage(url,x,y,this)
イメージデータの読み込みと表示。getDocumentBaseメソッドはアップレットが組み込まれてるhtml文書の格納されてるURLを取得します。そこからの相対位置をpathに指定します。表示するときは、URLで指定されたイメージデータをその左上隅が原点(x,y)に置かれるように描画します。
drawRect(x,y,width,height)
drawArc(x,y,width,height,startAngle,arcAngle)
drawOval(x,y,width,height)
四角形、円弧、楕円を描画します。(x,y)は基準点の座標、width、heightは幅と高さです。startAngle、arcAngleに円弧の開始角度(3時が角度0°)とそこから反時計回りに何度まで描画するかを指定します。楕円の場合は指定した四角形に内接する楕円を描画します。
fillRect(x,y,width,height)
fillArc(x,y,width,height,startAngle,arcAngle)
fillOval(x,y,width,height)
塗りつぶした四角形、扇形、楕円を描画します。(x,y)は基準点の座標、width、heightは幅と高さです。startAngle、arcAngleに扇形の開始角度(3時が角度0°)とそこから反時計回りに何度まで描画するかを指定します。楕円の場合は指定した四角形に内接する楕円を描画します。