No | あらすじ |
第1話 |   大風水師のトンニュンは紫微垣局を探しに派遣されるが、そこは50年後の王を迎えるための場所だった。トンニュンはひどい拷問にもその場所を隠し通し、そのまま幽閉されてしまう。10年後、恭愍(コンミン)王は元に対抗する国力を手に入れるため、トンニュンに思いを寄せていたヨンジを利用して、紫微垣局の場所を聞き出そうとするが……。 |
第2話 |   ヨンジとトンニュンの協力で敵の砦を落としたイ・ソンゲは、トンニュンたちを追ってきたイ・イニムからふたりを逃がしてやる。トンニュンの子を身ごもったヨンジは、トンニュンとお腹の子の命を守るため、イ・イニムの妻となる道を選ぶ。一方、国巫の座を狙っていたスリョンゲも、イ・イニムの子を身ごもっていた。 |
第3話 |   ヨンジは産んだ赤子をトンニュンに託し、スリョンゲは自分の産んだ赤子をヨンジに育てさせる。月日は流れ、イ・ソンゲは高麗の武将として活躍。スリョンゲの子ジョングンはヨンジを母として成長し、書雲観(ソウングァン)の学生になっていた。一方、ヨンジの子チサンは悪党のジョンデに頼まれて、密輸品の羅針盤を運ぶ途中で、パニャという少女に出会う。 |
第4話 |   チサンは、母親の遺骨を埋めるために、パニャをとある場所に案内する。そこは王が出るという明堂の地だった。一方、修行のために山中に置き去りにされたジョングンたちは、体調を崩したヘインを助けるため、御禁制の羅針盤を取り出して無事に下山する。そんな中、王の暗殺計画を耳にしたチサンは、イ・ソンゲのもとに伝えに向かう。 |
第5話 |   チサンが暮らしていた海月館はスリョンゲの一味によって放火され、チサンはイ・イニムの部下のムヨンに捕まってしまう。息子の命と引き換えに、トンニュンから紫微垣局の地図を手に入れようとするスリョンゲだが、これ以上の拷問に耐える自信を失ったトンニュンは、親友のヒョミョンに自分を殺してくれるよう依頼する。 |
第6話 |   イ・ソンゲの助けで窮地を脱したチサンだが、再びムヨンに襲われてしまい、ムヨンの投げた短剣を胸に受けて倒れる。一方、ヘインへの贈り物を買うために、イ・イニムの部屋で見つけた指輪を持ち出すジョングン。その指輪はスリョンゲがチサンから奪ったものだった。我が子チサンが殺されたと知ったヨンジは、イ・イニムとの離婚を決意する。 |
第7話 |   イ・ソンゲは事件の鍵となる紫微垣局について調査を開始するが、それによって謀反の疑いをかけられてしまう。一方、ヨンジは王妃の部屋に眠り薬が撒かれていることを突き止め、市場で密売人と思われるチサンを捕らえる。しかし、発見した紫微垣局が偽物だったということを恭愍(コンミン)王に知られ、ヨンジは投獄されてしまう。 |
第8話 |   ヨンジは、市場で捕らえた少年こそが、自分の探していた息子であることを知り、必ず生き延びることを誓って地下牢に幽閉される。一方、ムハク大師とヒョミョンは、イ・ソンゲの父親の墓が子孫に王の出る君王之地であることを知り、イ・ソンゲこそが王になる運命の人物であることを突き止める。そして月日は流れ……。 |
第9話 |   チサンは母親の手がかりとなる玄武の紋様を探るため、名風水師イ・ハンベクと騙り宮殿を訪れる。そこに本物のイ・ハンベクが現れ窮地に陥るチサンだが、あらかじめ用意していた偽の証人によって、チサンこそが本物のイ・ハンベクだということになる。一方、懐妊したものの不安で眠れないという王妃・魯国(ノグク)公主のため、ヨンジは幽閉を解かれる。 |
第10話 |   書雲観(ソウングァン)の書庫に忍び込んだチサンは秘密装置の謎を解く。一方、幽閉から解放されたヨンジは魯国(ノグク)公主の寝所を整える。その頃、恭愍(コンミン)王を廃するため開京(ケギョン)に向かっていた徳興君(トックングン)の陣営では、ウ・ヤスクとヒョミョンが捕らえられ、見せしめのために切り落としたウ・ヤスクの指をイ・ソンゲのもとに届けるよう、ジョングンに命ずる。 |
第11話 |   チサンはイ・ハンベクの名を騙っていたことが発覚し、スリョンゲに拉致されて君王之地の場所を問い詰められるが、そこへ母親の墓参りにやって来たパニャが現れる。子孫に王が出る場所だと聞かされたパニャは、スリョンゲによって掘り返された母親の遺骨を無心で元に戻す。一方、イ・ソンゲは、徳興君(トックングン)と内通しているという疑いをかけられる。 |
第12話 |   イ・イニムは魯国(ノグク)公主の暗殺を企むが、ジョングンによって計画は失敗する。スリョンゲが自分の生母であると聞かされたジョングンは衝撃を受けるが、刺客の襲撃からスリョンゲを救う。一方、パニャは僧侶シンドンによって恭愍(コンミン)王の王子を産む身となる。そんな中、チサンはノ・ヨンスの弱みを握り、晴れて書雲観(ソウングァン)の学生の座に納まる。 |
第13話 |   チサンの素性を疑っているヨンジは、ヘインにチサンの監視を命じ、さらにチサンに東黄土を5日以内に見つけてくるよう課題を出す。一方、シンドンはパニャの四柱を捏造するため、ジョングンに恭愍(コンミン)王の四柱を調べさせる。ジョングンは、母の手がかりを探りに来たチサンと共に機密書庫に忍び込む。そこでチサンは、母の指輪を発見する。 |
第14話 |   指輪の持ち主がヨンジだと知ったチサンは、ヨンジが父親を殺した犯人ではないかと誤解する。子男(チャナム)山で東黄土を探しているチサンのもとに、母親の墓所を探しに来た元の使者が現れる。チサンは墓所の位置と東黄土を見つけるが、チサンが自分の子であることを知ったヨンジは、危険な宮殿から遠くへ逃がすため、チサンを書雲観(ソウングァン)から追放する。 |
第15話 |   ジョングンはチサンがヨンジの実の子だと知って、指輪を投げ捨ててしまう。一方、元の使者の計らいによって書雲観(ソウングァン)に復帰したチサンは、ヨンジが実の母親であることに気付くが、ヨンジはそれを認めようとしない。そんな中、パニャの素性を調べようとするスリョンゲの前にボンチュンが現れ、国巫の座から退くよう警告される。 |
第16話 |   イ・ソンゲの助けによってチサンは脱獄に成功するが、パニャに会いに行こうとして、再び捕らえられてしまう。ヨンジはチサンが自分とモク・トンニュンの子であることを明かし、恭愍(コンミン)王は5年の期限を与えて、チサンに紫微垣局を見つけてくるよう命ずる。ジョングンに買収されたホン・ホンデは、チサンを監視するために同行する。 |
第17話 |   紫微垣局を探す旅に出たチサン一行は、男が次々と死に寡婦ばかりが残された村の問題を解決する。一方のジョングンは、紫微垣局の明堂図をヒョミョンの部屋から盗み出す。そんな中、魯国(ノグク)公主が死産した上に、自らも息を引き取ってしまう。深い悲しみに陥った恭愍(コンミン)王はシンドンに国政を一任し、その後、パニャは無事に男の子を出産する。 |
第18話 |   ムハク大師はイ・ソンゲに、高麗の民を救うためには高麗を倒さなければならないと言い、チサンを紹介する。チサンはムハク大師のもとで修行に明け暮れる一方、都ではシンドンが権力を掌握する。5年の歳月が過ぎ、シンドンは恭愍(コンミン)王の怒りを買って処刑される。紫微垣局を発見できないまま都に戻ったチサンは、恭愍(コンミン)王から死罪を言い渡される。 |
第19話 |   イ・イニムとスリョンゲの企みを知ったイ・ソンゲは、チサンの助けを借りて恭愍(コンミン)王に謁見するが、恭愍(コンミン)王は酒に溺れて正気を失っていた。危機を察知したイ・イニムは、王の取り巻きとして送り込んだ子弟衛(チャジェウィ)に恭愍(コンミン)王を暗殺させる。そんな中、チサンはヘインとの結婚を申し出るが、トンニュンを自らの手で殺したヒョミョンは、二人の仲を反対する |
第20話 |   パニャの生んだモニノを新王に擁立しようとするイ・イニムは、生母の身分が知られることを憂慮してパニャを追放し、官僚たちの弱みを握ってモニノの擁立に同意させる。そんな中、チサンはヘインと婚礼を挙げる決意をする。それを知ったジョングンは、式の邪魔をしようとならず者を雇うが、約束の時間になってもチサンは現れない。 |
第21話 |   父親を殺したのがヒョミョンだと知って衝撃を受けたチサンだが、ムハク大師の説得を受けて、ヘインとの結婚を決意する。一方、モニノ擁立の画策を続けるイ・イニムだが、そこへチェ・ヨンが帰京する。形勢不利に追い込まれたイ・イニムだが、意外にもチェ・ヨンはモニノの即位に賛成する。イ・イニムはパニャの処刑を命ずるが……。 |
第22話 |   イ・イニムの屋敷を包囲したイ・ソンゲだが、全てはイ・イニムの罠だった。イ・ソンゲの窮地を救うため、イ・ジランがわざと矢を受け、そこへ通りがかったヘインによって助けられ、カン氏の屋敷に身を寄せる。一方、ジョングンはヒョミョンのもとを訪れ、誤ってヒョミョンを殺害してしまい、そこへやって来たチサンに罪をなすりつける。 |
第23話 |   時は流れ1387年。イ・イニムは権勢を誇り、禑(ウ)王は酒色に溺れたふりをしながら、反撃の機会を窺っていた。そんな中、禑(ウ)王は明の使者にイ・イニムの先王暗殺を記した書簡を託すが、それを知ったイ・イニムは、ジョングンに使者を襲撃させる。明との一触即発の事態に、イ・ソンゲはチサンを連れて都に戻り、使者の遺体を見つけようとする。 |
第24話 |   イ・イニムの悪事を告げるため明に赴いたイ・ソンゲは、息子のイ・バンウォンを人質として預ける代わりに、イ・イニム討伐のため、1ヶ月の猶予を与えられる。そんな中、イ・ソンゲと口論の末に決別したチサンは、イ・イニムのもとに身を投ずる。イ・イニムはそれが罠だと気付かぬまま、スリョンゲの忠告を無視して王宮へと向かうが……。 |
第25話 |   王宮にやって来たイ・イニムは、待ち構えていたイ・ソンゲに斬られ、駆けつけたジョングンに助けられて姿を隠す。イ・イニムがヨンジの部屋にかくまわれていると気付いたチサンは、命だけは助けることを条件に、イ・イニムを引き渡させる。イ・イニムが流刑となり禑(ウ)王の親政が始まるが、そんな中、“木子得国”と刻まれた石版が見つかり……。 |
第26話 |   明との戦いに猛反対するイ・ソンゲだが、チェ・ヨンの圧力で遼東征伐は決定される。ジョングンの策略によってイ・バンウォンが王宮に軟禁されるが、チサンはその代わりにイ・ソンゲの長男バンウと次男バングァを人質に送り込む。謀反に備えるためチェ・ヨンは開京(ケギョン)に残り、イ・ソンゲとチョ・ミンスが司令官として、遼東征伐に出陣する。 |
第27話 |   長雨で増水した鴨緑江(アムノッカン)に阻まれ、中州の威化島(ウィファド)で足止めされている遼東征伐軍。兵士たちの間に疫病が発生し、イ・ソンゲはウ・ヤスクを開京(ケギョン)に送って撤兵を要請する。しかし要請は拒否され、ウ・ヤスクはチサンの指示に従って、イ・バンウォンのもとへと向かう。一方、ジョングンの策略によって、チョ・ミンスはイ・ソンゲを暗殺しようとする。 |
第28話 |   チサンの指示に従って、城壁の隠し通路から逃亡に成功したイ・バンウォンたち。一方、チサンはパニャに会うため妓楼を訪れるが、部屋にいたのは禑(ウ)王だった。王と会ったことでチサンの内通を疑うチョ・ミンス。身の潔白を証明するため、幕舎に閉じこもっていたチサンだが、ヨンジの身に危険が迫っていることを知って、密かに幕舎を抜け出す。 |
第29話 |   ヨンジを救うため王宮にやって来たチサンは、刺客に襲われる。そこへジョングンも駆けつけ、チサンは自ら囮となって逃亡に成功するが、ジョングンをかばったヨンジは命を落としてしまう。一方、威化島(ウィファド)から軍を引き返して来たイ・ソンゲは、チェ・ヨンを捕らえて処刑する。イ・ソンゲはさらに禑(ウ)王をも追放して、幼い昌(チャン)王を即位させる。 |
第30話 |   スリョンゲに復讐を誓うパニャは、スリョンゲの屋敷を訪れ、酒に毒を入れる。それを飲んだチョ・ミンスが昏睡状態に陥り、イ・ソンゲは密通の罪でスリョンゲとチョ・ミンスを投獄する。チサンはスリョンゲこそが、父トンニュンを殺した敵であることを知る。スリョンゲは、ジョングンの出生を隠し通すため、自ら罪を認めて流刑地へと旅立つ。 |
第31話 |   チサンとイ・ソンゲは、廃位された禑(ウ)王が贈った宝剣を利用して、キム・ジョに謀反の罪を着せようとするが、チサンに裏切られたことを恨んだパニャの策略により、キム・ジョがヘインも謀反に加担したと証言したため、ヘインも投獄されてしまう。そんな中、禑(ウ)王が処刑され、昌(チャン)王もシンドンの血筋として廃位され、新たに恭譲(コンヤン)王が擁立される。 |
第32話 |   狩りの最中、刺客に襲われたイ・ソンゲは、脚に毒矢を受けて瀕死の重傷を負う。その頃、紫微垣局を探す旅に出ていたチサンは、他人の墓に自分の母親を埋葬しようとしていた青年と出会う。その墓こそ、ジョングンが建てたヨンジの墓であることを知ったチサン。そんな中、イ・ソンゲが死んだという噂を耳にしたチサンは、海州(ヘジュ)に急行する。 |
第33話 |   夢の中でトンニュンから、殺生をこれ以上続ければ、息子たちが殺し合いをすることになると警告されたイ・ソンゲ。平和的な解決のため、チョン・モンジュと話し合いの席を設けたイ・ソンゲだったが、その帰り道、イ・バンウォンがチョン・モンジュを暗殺してしまう。それを知って激怒したイ・ソンゲは、イ・バンウォンの逮捕を命ずる。 |
第34話 |   イ・ソンゲの怒りを買って処刑されそうになるイ・バンウォンだが、チサンの助言によって命を救われる。そんな中、恭譲(コンヤン)王はイ・ソンゲに王位を譲り、ついに朝鮮王朝が幕を開ける。そして即位式の日。ジョングンになりすまして王宮に忍び込んだパニャは、イ・ソンゲの暗殺を図ろうとするが失敗し、駆けつけたジョングンの腕の中で息を引き取る。 |
第35話 |   ついに王位に就いたイ・ソンゲ。しかし、自分の子を後継者の座に据えたいカン氏は、ジョングンと手を組んで、チサンとイ・バンウォンに無実の罪を着せる。ヘインはチサンを助けるため、濡れ衣の証拠を見つけたと言って真犯人を誘い出すが、嘘であることに気付かれてしまう。ヘインを失ったチサンは、少年に導かれて紫微垣局にたどり着くが……。 |