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03/15(Sat) 10:54
ファン・ジニ(黄真伊)

ファン・ジニ wiki
  1. 人物相関図
ファン・ジニは、16世紀朝鮮王朝時代に実在した妓生。彼女が朝鮮王朝最高の妓生と呼ばれるようになるまでの波乱万丈の生涯を描いたドラマ。差別や偏見の多かった時代に反旗を翻しながら、芸の道を追求た女性として、彼女の人生を新たな視点で描き出し、韓国でも高い評価を受けたドラマ。主演は、「人生は美しい」「サンシャインハンティング」のハ・ジウォン。このドラマでは役作りのため、撮影の合間にも古典舞踊、古典楽器の勉強に打ち込んだ。また、全て手作業で制作されたという豪華な衣装や装飾品にも要注目。

両班(ヤンバン)の父と、妓生(キーセン)の母の間に生まれた少女ジニ。妓生の娘は、芸妓として生きることを運命づけられていた時代に、母は娘に自分と同じ道を歩ませたくない一心から幼い頃娘を寺に預けた。しかしジニは天性の舞踊の才能を開花させ、母の反対を押し切って自ら妓生の世界へと足を踏み入れる。厳しい師匠との確執、ライバルの妓生との競い合い、そして、ジニに思いを寄せる男たちとの恋の行方は…。

Noあらすじ
第1話
三千拝の願い
山奥の寺で母を知らずに育った少女ジニ。母を捜したい一心で三千拝という苦行をやり遂げる。しかし、母を見つけることのできなかったジニは、その帰り道、偶然見た松島(ソンド)教坊の妓生(キーセン)たちの舞に一瞬で心を奪われてしまう。
第2話
妓生(キーセン)への道
ジニは舞を習いたいという思いから寺を抜け出し、松島(ソンド)教坊を訪れる。すると、そこでジニを妓生(キーセン)にさせまいと反抗し、罰を受けていたジニの母ヒョングムと出会う。ジニはヒョングムに母の面影を見るが、ヒョングムは否定する。
第3話
まごころ
両班(ヤンバン)の少年ウンホは、以前、目にしたジニのことが頭から離れず、松島(ソンド)教坊の周りをうろうろしていると、ついにジニと再開する。一瞬の再会だったが、ジニの名前も知ることができたウンホは思わず顔をほころばせる。
第4話
初恋
ウンホの恋煩いに、友人たちが協力し、ジニとウンホは引き合わされ、2人の恋が始まっていく。その頃、全国の教坊に、器量と技芸を兼ね備えた若い童妓を都の女楽として献上するようお達しが出る。行首ペクムは、悩んだあげくジニを連れて都へと旅立つ。
第5話
許されぬ定め
ウンホの母は息子が童妓と会っていると知り激怒する。ジニはウンホの母から、卑しい身分で息子をたぶらかすなと侮辱される。罪人呼ばわりされるようなことをした覚えのないジニはひるまない。それにますます腹をたてたウンホの母は熱湯をかけるが…
第6話
変わらぬ契り
身分の差から2人の愛は叶わないものだと知りつつも、ウンホから永遠の愛を誓う指輪を贈られたジニは気持ちが揺らぐ。ウンホは母にジニとの結婚を認めてもらおうとするが、母は断固として認めない。一方教坊では都の女楽を決める競演の日が決定したと発表される。
第7話
決意
ジニはウンホに対する気持ちを貫くため、自ら選んだ妓生(キーセン)への道を捨てる覚悟をペクムに話す。しかし、簡単に認めることのできないペクムは条件を出す。宴でのウンホの行動により、どちらかを諦めろという賭けの申し出に、ジニの気持ちは揺れる。
第8話
髪かざり
ウンホの婚約者の父であるウスは、ウンホに対して自分の命を捨ててでもジニが欲しいのか?と聞く。ウンホの情熱に、ジニを側においてもいいが、結婚は自分の娘としろと言うウス。しかし、ウンホはその申し出を断るのであった。
第9話
雨の別れ
ウンホの父が、ジニの水揚げのための髪飾りを取ろうとした時、ウンホは思わず飛び出す。しかし、名乗りをあげた男が2人の場合、剣を取って戦わねばならない決まりがあった。ジニへの思いと、父との狭間に立ったウンホは、思わず退き、会場から出て行ってしまう。
第10話
冷たい月
ウンホとの別れから4年が経ったある夜、月明かりの下、酒瓶をもったジニはあても無く歩いていた。踊りも辞めてしまったジニは湖に身投げをしようとしていた。抵抗するジニを引き止めたのは、湖畔で寝ていたジョンハンという男だった。
第11話
ふたつの面影
明(中国)の使者が贈り物として書いた詩を火鉢に投げ捨てるジニ。怒った明の使者に対し、使者の書いた詩を暗唱する。詩は心に留めました、難局にも変わらない決心を残して行ってください、というジニの言葉に、使者は気分よく帰っていく。
第12話
剣の舞
部屋でピョクゲスと向き合うジニ、しかしジニはピョクゲスに対して、一夜を私が買うと言い、お金を出していく。やめろと言うピョクゲスに対し、ジニは富と権力では動かせない物があることを覚えておいてくださいと言い残し部屋を出て行く。
第13話
涙のわけ
一人、修練に励むジニを見ていたジョンハンは、何者かがジニにケガをさせようとして仕掛けたワナに気付き、身を挺してジニを守る。事態を重く見たジョンハンは、犯人を捜そうとするが、ジニは不問に付すよう懇願する。
第14話
偽りの音色
ジニと群舞を舞っていたプヨンたちは、突然、舞うのをやめてしまう。1人残されたジニだったが、ウンホとの思い出を胸に、新たな舞を披露し、窮地を脱する。しかし、宴の場を争いの場に変えたことに腹を立てたジョンハンは、宴を中止し、席を立つ。
第15話
渡し舟
ジニの母ヒョングムからジニの心を得るすべを聞いたピョクゲスは、言われたとおりに行動するが、ジニに見透かされてしまう。一方、ジニへの想いを押さえきれないと感じたジョンハンは、ジニに別れを告げるべく、都へ戻ろうとするのだが…
第16話
愛の調べ
ジニがムミョンを妓夫にすると知ったジョンハンは、自分の元へ来るように言うが、ジニは拒否する。都では、プヨンがピョクゲスのもとを訪れ、王の宴でジニと競演させてくれれば、ジニとジョンハンを仲違いさせると話す。
第17話
舞えぬ鶴
行首ペクムと鶴の舞の修練に明け暮れるジニだったが、突然、舞うことをやめてしまい、そのまま行方をくらます。ジニへの想いを捨てきれないピョクゲスは、ジニを側室にしたいと王に申し出、許される。側室を迎える祝宴が行われたのたが…
第18話
空白の舞譜(まいふ)
ピョクゲスの怒りを買ったペクムは、杖刑を言い渡される。妓生(キーセン)たちはピョクゲスにペクムの放免を懇願するが、聞き入れられない。意を決したジニはピョクゲスの元を訪れ、ペクムの放免を条件に側室になると伝える。
第19話
途切れた心
ジニは、完成した鶴の舞を披露するべく王の宴に参加する。しかし、ペクムの死を嘆き、憔悴しきっていたジニは、舞うことができず倒れてしまう。宮中では、宴を台なしにしたジニを死罪にせよとの声が上がるが、ジョンハンはみずからの職を懸けジニをかばう。
第20話
隠れ里
芸を失ったジニは、ジョンハンと暮らすために行方をくらます。ジニへの想いを断ち切ることができないピョクゲスと、信頼していたジョンハンに裏切られた王は、それぞれ2人を捜す。山奥で静かに暮らす2人に追っ手が迫る。
第21話
裁かれる愛
捕らえられたジョンハンを救うため、ジニは都へ向かう。自分を犠牲にすることを決心したジニはプヨンに会い、自分の居所をジョンハンに伝えるよう頼む。ジニの居所を知ったジョンハンだったが拷問に耐え、ジニの居所を話さない。ジニは最後の決断をする。
第22話
命のゆくえ
ジニは、その生を妓生(キーセン)として終えるために、ジョンハンの死刑執行をあざ笑うかのように行われた宴で最期の舞を舞う。心を打たれた王は、ジョンハンの死刑執行を中止させ、ジニを許す。ジニは、再び妓生として生きることを決意するが…
第23話
天下の名妓
流産してしまったジニは、ジョンハンと思い出の地を訪れ、我が子に別れを告げる。芸に生きることを誓ったジニは、評判の妓生(キーセン)として忙しい日々を送る。そして、プヨンとともに女楽の行首に推薦され、鶴の舞を完成させるべく、努力を続けるが…
第24話
永遠の舞(最終回)
まもなく行われる女楽の行首を懸けた競演に勝利するため、プヨンは名人と呼ばれる各地の行首の元に通い、修練に励む。一方、ジニは、粗衣に身を包み、民の生活を送りながら、真の芸を模索し続ける。だが、ジニは競演当日になっても姿を見せない。