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06/09(Mon) 01:29
西遊記

「西遊記」は中国の四大小説(西遊記、三国志、水滸伝、紅楼夢)で大きなロマンと奇想天外な物語。原作者は呉承恩(1500〜1581)頃の存在で、今の江蘇省、准安の人で役人の職に就くが放浪生活をする。そんな失意の境遇の中から世界的大人物のひとり唐時代の高僧である三蔵法師を英雄崇拝の対象として書かれた。当時の宋代・元代の大衆は英雄の出現を望んでいた。封建社会の素朴な大衆にとってそれは本能であった。境遇が辛ければ辛いほど偉大な英雄を思慕する当時の大衆にとって三蔵法師は生き仏の存在であった。
「西遊記」の物語は筋としては単純で、妖怪や動物の化身が毎回登場。これらをみごとに胎児すると云ったストーリーであるが玄奘を中心に主役の悟空、猪八戒、沙悟浄の個性ある役柄に加えて、中国からインドまでロマンに満ちた大冒険がみる人を引きつけて離さない。
長編小説「西遊記」を中国中央電視代が忠実に映像化したのが本巻の「西遊記」で、中国のみでしか実現できないといっても過言ではない。ロケ地、華やかな衣装、夢のある映像、的確なキャストで楽しさ倍増。孫悟空役の六小齢童は中国を代表する猿役者、猿の動き、表情、身のこなしは見る人を飽きさせない。玄奘役の遲重瑞飾・注粤飾の重厚で品格のある演技は活劇ドラマの中で静かに輝いている。

主要登場キャラクター

内容
大鬧天宮
(だいどうてんぐう)
孫悟空大いに天宮をさわがす
東勝神洲(とうしょうしんしゅう)傲来国(ごうらいこく)花果山(かかざん)の仙石から天地の霊気を纏った石猿が誕生する。猿は途轍もない度胸の持ち主で、山奥の滝壺にて洞天福地・水簾洞(すいれんどう)を発見した功により、花果山の周辺の猿を従えて王となり、美猴王と名乗る。ある時、美猴王はこの世の森羅万象について考えていくうち、生きとし生ける物の生死に悲観し、不老不死を願うようになり、西牛貨洲霊台方寸山まで仙術を身につけに行く。師匠・菩提祖師から孫悟空という法名を授かり、七十二般の術を身につけるがまだ満たされず、とうとう四大竜王の竜宮ひいては天界にまで殴り込みに行き、天界を統べる玉帝より弼馬温(ひつばおん)の位を授かる。当初悟空は弼馬温の実態も知らず喜んでいたが、後に弼馬温が只の馬飼いと知るや否や忽ち激怒し、自ら斉天大聖と名乗り、哪吒太子や顕聖二郎真君相手に天界で大暴れする。西王母の蟠桃を食らい、太上老君の金丹を平らげ、罰として八卦炉に入れられるも、悟空は「銅筋鐵骨 火眼金睛」の不死身の体となって生きのび飛び出した。遂には釈迦如来と「俺は地の果てまでも飛んでいってみせる」と賭けをする。地の果てらしき場所に立っていた5本の柱に到達したしるしとして悟空は一筆書き、柱に小便を引っかけて得意となって戻ってくるものの、実は釈迦の両手のなかをぐるりと周回しただけであった。釈迦が示した手に自分の署名を見て呆然とした悟空はその場を逃げようとしたものの、あっという間に五行山の下敷きにされてしまった。
三蔵が取経に出るまで悟空が五行山の下敷きにされてから五百年の時が流れた。時は唐代、太宗の御世であった。太宗は一時病の為に死んで地獄を巡ったが、冥土の高官達の目溢しにより再び現世で黄泉帰った。やがて太宗が閻魔の言い付け通りに水陸大会を催し、その時後に取経の僧に選ばれる玄奘を見出す。所変わって天界では観世音菩薩が弟子・恵岸と共に下界へ降り立ち、悟空を含む諸々の罪人達にある取り引きをした。天界にて罪を犯していたのは悟空だけではなかった。その罪人達とは、天の川の水軍を統べる天蓬元帥であったが月の女神・嫦娥を誑かした為に天界を追われ妖仙と化して深山にて暴れていた猪八戒、天界の軍人であった捲簾大将が天界の宝である玻璃の器を壊して天界を追われ流沙河にて人を喰らう妖仙となった沙悟浄、そして父竜王の竜宮で宝珠を焼き死罪を言い渡されその間中空に逆さ吊りにされて苦しんでいた西海竜王敖閨の子・玉龍である。観音は銘々にいつか現れる取経の僧と共に天竺へ参り、贖罪を果たすことを約束させる。功によっては彼らを仏にしてもいいということを条件に・・・。その取経の僧こそがあらゆる経典を学び、人徳に優れ、多くの人々から聖僧と敬われていた玄奘三蔵であった。彼もまたかつて釈迦の二番弟子(金蝉子)であったのにも拘らず、釈迦の説法を侮った故に罰として下界に転生させられていた。やがて貞観13年9月3日(639年)、三蔵は太宗と菩薩の命で天竺へ行くことを決意し、菩薩から教えられた己に従いし弟子達を探して旅立ったのだった。最初に三蔵は五行山にて悟空を助け出し、続いて鷹愁澗にて玉龍を導き、更に高老荘にて八戒を、最後に流沙河にて悟浄を弟子にしたのだった。
旅の途中での妖仙との戦い贖罪の旅をする三蔵一行は天界が用意した八十一の難と対峙する。三蔵の袈裟が黒熊怪に奪われる、三蔵が黄風大王に攫われる、太上老君(老子)の炉の番人の金角・銀角大王と戦う、牛魔王の子・紅孩児と争う、観世音菩薩が飼っていた金魚が逃げ出した霊感大王と戦う、太上老君の乗用牛の独角兒大王と戦う、西梁女人国という女だらけの国で心ならずも三蔵と八戒が子を孕む(無論後に堕胎した)、三蔵が釈迦如来を刺した蠍の精に誘惑される、火焔山で悟空が紅孩児の母・羅刹女に芭蕉扇で吹き飛ばされる、その夫にして紅孩児の父・牛魔王と対決する、朱紫国で観世音菩薩の乗用金毛毛孔の賽太歳大王と戦う、獅駝嶺で文殊菩薩の乗用去勢青獅子の一大王・普賢菩薩乗用黄牙白象の二大王・大鵬金翅Gの三大王と戦う、小子城で寿星(南極星)の乗用の鹿である比丘国国丈と対決する、鎮海寺で哪吒太子(なたたいし)を兄と慕う地湧夫人(正体はネズミ)と戦う・・・など数多の苦難が一行を待っていた。
西天取経旅の終盤、とうとう天竺に辿り着いた一行。底のない渡し舟で川を渡る。その時上流から三蔵の抜け殻である死体が流れてきて、三蔵は凡体を脱することができたと喜ぶ。その後釈迦と謁見、経典を授かるもそれは無字の経典だった。新たに字のある経典を授かるが、旅の日数と経典の数が八つ合わない為、一行は雲に乗せられて8日間のうちに東土から西天へ帰ってくるように命じられる。観世音菩薩が三蔵の災難簿を見るとあと一難足りないとある。そこで雲から落とされる一行。通天河に落ちた後、経典を乾かすが紙が岩にくっ付き、1字はがれてしまう。長安に戻って太宗皇帝と謁見する一行。経典を渡し、雁塔寺に納めると八大金剛が現れて一行を連れ去っていった。その後西天にて釈迦に称賛の言葉をかけられ、遂に五人は罪を許され、三蔵は旃檀功徳仏(せんだんくどくぶつ)、悟空は闘戦勝仏(とうせんしょうぶつ)、八戒は浄壇使者(じょうだんししゃ)、悟浄は金身羅漢(こんしんらかん)、玉龍は八部天竜(はちぶてんりゅう)と成る。悟空の頭からはいつの間にか緊箍の輪が消えていた。

Noあらすじ(Gyao無料動画
第1話
【石猿誕生】
遠い昔、爆発した岩から1匹の石猿が誕生した。勇気と力を兼ね備えた石猿は、美猴王(びこうおう)と名乗り、島の猿たちを統べる王になる。だが命のはかなさに思いを馳せた美猴王は、不老長寿の術を会得しようと決意。仙人に孫悟空という名を授けられ、7年間修行に励む。だが元来の傲慢さが災いして、ついには破門されてしまい…!?
第2話
【馬役人、悟空】
東海の竜王のもとを訪れ、如意棒を手に入れた悟空。すっかり調子に乗った悟空は、太さも長さも自在に変化する如意棒を天まで伸ばしてしまう。それを知った天界の王たちは大激怒! あまりに強い悟空の存在を懸念する王たちは、「いっそ奴を天上界に呼んで官職につかせてしまおう」と相談。悟空に馬の世話をする馬役人の地位を与えるが…?
第3話
【王帝陛下怒る】
斎天大聖という高い位を与えられ、ますます図に乗る悟空。あるとき、天界を散歩中に「食べると数千年は生きられる」という桃を発見。強欲な悟空は貴重な桃を大量に盗み食いしてしまう。だがそれを知った王帝の怒りがついに爆発! 下界におりた悟空を捕らえるため、10万の天兵を差し向ける。もちろん悟空は抵抗して戦うが…!?
第4話
【三蔵法師登場】
王帝の怒りに触れ、火あぶりにされた悟空。だが長寿の桃を食べたおかげで、49日間火で焼き続けられても悟空の体はピンピンしていた。天界をせせら笑う悟空の前に、ついに業を煮やした釈迦如来が登場。「私の手の中から飛び出せたらお前の力を認めよう」と言われた悟空は、自慢の“きん斗雲”に乗り、天界の果てまで力の限り飛んでいくが…?
第5話
【めざせ天竺、三蔵と悟空】
岩山の下敷きにされて五百年。不自由な苦しみが身に染みた悟空に、ついに救いの手が差し伸べられる。唐の大帝より命じられ、天竺に経典を取りに向かう三蔵法師が現れたのだ。悟空は旅のお供を志願し、承諾した三蔵によって救い出される。ここからいよいよ2人の旅が始まる。だが、力を持つがゆえに残酷な悟空に三蔵は手を焼いて…?
第6話
【観音院の悪夢】
三蔵と悟空は一夜の宿を借りようと禅宗の寺へ。快く受け入れてくれた僧侶は、自慢の袈裟コレクションを披露してくる。負けず嫌いの悟空は「お師匠さまだって素晴らしい袈裟を持っているぜ!」と反論。謙虚な三蔵は渋々ながらも、観音から与えられた袈裟を披露する破目になる。だがその美しさに魅せられた僧侶は、三蔵たちを殺そうとして!?
第7話
【妖怪、猪八戒】
三蔵と悟空は次に訪れた地で、裕福な高家の人々から妖怪退治を頼まれる。猪八戒という妖怪がたくましい若者に化けて高家に紛れ込み、その家の娘と結婚してしまったらしい。話を聞いた悟空は妖怪退治を快諾。変化の術で娘に化け、猪八戒をおびき寄せる。だが森で闘っている最中に、猪八戒も観音から西天行きの命令を受けていたことが発覚!?
第8話
【沙悟浄、出現】
猪八戒を仲間に加え、旅を続ける一行。だがまたも行く手を阻む敵が出現。激流の川から河童に似た妖怪が現れたのだ! 猪八戒は川に飛び込んで敵を退治しようとするが、その正体は三蔵の新たな弟子となる運命を持った沙悟浄だった。頼もしい弟子が増えて4人となった一行は再出発。とある美しい母娘が暮らす家に泊まることになるが…。
第9話
【怪奇、人参果】
旅を続ける一行は「不老長寿、神仙の府」と書かれた道士の家を訪問。あいにく主人は留守だったものの、愛らしい童子が迎え入れてくれる。三蔵をもてなそうと考えた童子たちは、庭になる不老長寿の実・人参果を献上。だがそれを見た三蔵は驚愕。人参果は生まれたての赤子そっくりの形をしていたのだ。ところが目ざとい猪八戒がそれを見て…!?
第10話
【白骨精の幻惑】
妖気漂う中国の奥地。そのまた奥にある洞窟には、「徳の高い僧である三蔵の肉を食えば長寿になれるらしい」と噂を聞いた白骨精がいた。そんなことは知らない一行の前に、どこからか若い娘が現れる。だがその正体が妖怪であることを見抜いた悟空は、迷わず娘を殺害。しかし娘を人間だと信じ込んだ三蔵は激怒。ついには悟空を破門するが!?
第11話
【悟空よ戻れ】
悟空と決別した三蔵たち3人は、辺鄙な地で食料探しに奔走。だが沙悟浄と猪八戒が離れた隙に、三蔵は妖怪に捕まってしまう。「悟空が殺した娘はやはり妖怪だったのか…」。すべての真相を知った三蔵は激しく後悔するが、時すでに遅し。妖怪たちは「食べると不老長寿になれる」という噂の三蔵の肉を食べようと襲い掛かってきて!?
第12話
【金角、銀角】
無実が晴れ、破門を取り消された悟空。結託した一行は再び天竺へと向かう旅を続ける。だが次に向かった「蓮花洞」という地では、金角・銀角という妖怪の頭領が待ち受けていた。何も知らない猪八戒は、偵察に出かけた先で銀角に捕まる。さらに人間に化けた妖怪に悟空が足止めされている間に、三蔵と沙悟浄までもさらわれて…!?
第13話
【鳥鶏国の妖怪道士】
次に一行が訪れたのは鳥鶏国。皆が寝静まった深夜、三蔵は不思議な呼び声を聞いて目を覚ます。すると井戸の中から幽霊が現れ、「自分はこの鳥鶏国の本当の王だ。どうか王に化けている妖怪を退治してくれ」と懇願。翌日、三蔵と悟空らは策を練り、王の息子である太子に真実を告げようとする。だがそれを察知した妖怪は大胆な行動に出て…!?
第14話
【火雲洞の火吹き小僧】
次なる国へ向かう三蔵一行は、縄に縛られて助けを求める男の子に出会う。だが子供だからと甘く見た悟空たちはまんまとやり込められ、またも三蔵が誘拐されてしまう破目に! 愛くるしい幼子の正体は、かつて悟空が義兄弟の契りを交わした牛魔王の息子だったのだ。子供ながらに妖怪軍団を率いる牛魔王の息子は、三蔵の肉を食おうとするが!?
第15話
【三人の妖怪】
僧侶が奴隷のように虐げられている国を訪れた三蔵一行。理由を問いただすと、どうやら3人の道士が関係しているらしい。悟空は裏事情を探り、僧たちを救うために変化の術で道士をだまし討ちに。けれどメンツをつぶされた道士らは、皇帝と大衆の前でどちらが先に雨を降らせられるか悟空に勝負を挑む! 果たして三番勝負の結果は!?
第16話
【恐怖、女人国】
小舟で川を下り、女ばかりが暮らす女人国を訪れた三蔵一行。美しい女王に歓待を受けたのも束の間、三蔵と猪八戒が腹痛を訴える。原因は2人が川下りの際に飲んで水だと判明。女人国の川の水を飲むと、男でも妊娠してしまうのだ! 悟空は仲間を助けるため、痛みを抑えるという泉の水を汲みに行く。一方、女王は美男子の三蔵に一目惚れしてしまい…。
第17話
【芭蕉扇を奪え】
灼熱の暑さが身を焦がす、砂漠の国を通りかかった三蔵一行。異常な暑さの原因は、近くの火焔山が猛烈な火を放って燃え続けているせいだった。炎を消すためには、強い風力を持つ芭蕉扇という団扇が必要らしい。乾きに苦しむ人々を見た三蔵は、芭蕉扇を持つ仙女が住むという翠雲山に悟空を遣わす。だがその仙女・鉄扇皇女は牛魔王の妻だった!
第18話
【盗まれた宝】
三蔵一行が次に訪れたのは、またも僧侶が虐げられる国。悟空らは拷問を受けて吊るされている僧を救い出し、詳しい事情を尋ねる。僧が迫害されるようになった原因は光輝く国のシンボル、宝塔から宝物が盗まれたせいだという。当時、塔に出入りできたのは僧だけだったため、濡れ衣を着せられたのだ。だがどうやら真犯人は万聖竜王の娘婿らしく!?
第19話
【名医、悟空】
次に三蔵一行が訪れた国では、国王が不治の病に悩んでいた。「王の病気を治した者にはこの国の半分を与えよう」というお触れを見た悟空は、さっそく治療をすると名乗り出る。猿顔に仰天して治療を拒む王だったが、悟空の堂に入った振る舞いを信じて身を委ねる。悟空が調合した特別な薬で回復した王は、病の原因となった心の悩みを打ち明ける…。
第20話
【くも女の謎】
天竺へと向かう旅の途中、美しい山河の地で空腹を覚えた悟空たち。いつもは弟子たちに食料を探してもらう三蔵だが、今日は自らが志願して托鉢に出かける。ところが森の中で三蔵は7人の美女たちに遭遇。無邪気な女たちに進められるまま、三蔵はなかば無理やり家へと招かれる。だが食卓に運ばれてきた皿には、巨大な虫の料理がのせられていた!
第21話
【危機一髪、三蔵一行】
旅を続ける一行の前に、土地の神と名乗る男が現れる。だがその正体は妖怪だった! 弟子たちから引き離されて誘拐された三蔵が目を覚ますと、そこは木仙庵という不思議な場所。戸惑う三蔵の前に、年老いた4人の仙人と美しい杏仙人が現れて自己紹介をする。さらに老仙人たちは、三蔵と杏仙人を夫婦にしようと提案。三蔵は頑なにそれを断るが…?
第22話
【妖怪獅子】
玉華州を通りかかった三蔵一行。その地ではなぜか僧侶の追放令が出されていた。高僧である三蔵の素性がばれると、命を奪われるかもしれない。危険を感じた一行は、商人に変装して宿に宿泊。だが宿の女主人は、魚を食べれないという三蔵を怪しむ。そこへ見回りの役人たちが来訪。一行はそれぞれ家具の中に身を潜めるが!?
第23話
【三蔵、妖怪と結婚】
深い森の中、三蔵一行は木に縛られている女性を発見。悟空と沙悟浄は女の素性を疑うが、「追いはぎに襲われた」と涙する姿に三蔵と猪八戒は同情。三蔵の判断で解放してやるものの、女は「もう帰る家はない」と主張。一行はやむなく女を連れて旅を続けることにするが、翌朝泊まった先の寺で僧が死体で見つかる! そして三蔵も行方不明に!?
第24話
【天竺の美女】
天竺まであと少し。布金寺までやってきた三蔵一行。どうやらここが経典に書かれている「黄金のレンガを敷き詰めたという場所」のようだ。翌日、一行は象に乗って街を練り歩き、婿選びをする皇女の行列に出くわす。御輿に乗った皇女が矢を放ち、当たった人を婿にする趣向だというのだ。そして皇女の放った矢は見事、三蔵に当たってしまい…!?
第25話
【最後の災難】
長い長い旅を経て、ついに天竺に到着した一行。仏教の聖地では聖なる金頂大聖が悟空たちを待ち受けていた。多くの困難を乗り越えた業績を称えられ、感極まる三蔵。念願だった偉大な経文の数々を手にして、4人は意気揚々と帰途に着く。だが、厄災はこれで終わりではなかった。すっかり安堵した悟空たちの前に、最後の災難が降りかかってくる!!
(参考)中国TV 西遊記DVD BOX全8巻曹洞宗まんがコーナー 西遊記スーパー速読「西遊記」