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03/15(Sat) 10:51
太陽を抱く月

NHK BS「太陽を抱く月」

韓国で100万部以上のベストセラーとなった原作小説をドラマ化。純愛、三角関係、記憶喪失、運命、そして歴史ドラマならではの陰謀や権力、呪術の要素を加えた究極のエンターテインメント。
舞台は朝鮮王朝の架空の王の時代。設定を完全なフィクションにすることで、史実に縛られずにロマンスや陰謀をドラマチックに描いている。また、ミステリアスな巫女や呪術の世界や、美しい初恋の始まりのシーンなど、CGや小物、カメラワークなどを駆使したファンタジー的表現を巧みに使い、これまでの歴史ドラマにはない新感覚の物語が繰り広げられる。
一途な愛に突き動かされ、運命を変えていく人々から目が離せない。死や記憶喪失に阻まれても運命の愛に導かれていくフォンとヨヌ。世継ぎの弟のためにすべてをあきらめながらも、ヨヌへの思いだけは断ち切れないフォンの兄、陽明君(ヤンミョングン)。天真らんまんな旼花(ミナ)王女の恋心がもたらす悲劇など、恋愛だけでなく親子や友人などのそれぞれの強い愛と絆のドラマに引き込まれていく。

【ストーリー】
太陽のようにあたたかく輝く王子フォン、太陽を優しく抱く月のような少女ヨヌ。2人は運命に導かれるように恋に落ちるが、婚礼を目前にヨヌが原因不明の病にかかり命を落としてしまう。その陰には、朝廷の権力争いによる陰謀が…。
8年後。若き王となったフォンは、ヨヌを忘れられず心を閉ざしていた。しかし、死んだはずのヨヌは、過去の記憶をすべて失い、巫女としてこの世に生きていた。2人の運命の歯車が再び回り始める…。

Noあらすじ
第1話
恋のさざなみ
朝鮮王朝の王、成祖(ソンジョ)の時代。権力欲にまみれた成祖の母、大妃(テビ)は、「天に2つの太陽はいらぬ」と、成祖の異母弟を逆賊に仕立てて殺害。真相を知った宮廷の巫女(みこ)アリにも魔の手を伸ばす。同じころ、成祖が信頼する重臣ホ・ヨンジェに娘ヨヌが生まれる。13年後、聡明(そうめい)な少女に育ったヨヌは母と宮殿に来ていた。蝶(ちょう)を追って宮殿の奥に迷い込んだヨヌは、塀を乗り越えようとしている少年に出会う。
第2話
ふたつの月
王位後継者のフォンは偶然出会った聡明(そうめい)な少女ヨヌに再び会いたいと願っていた。一方、宮廷とは距離を置いて暮らすフォンの異母兄、陽明君(ヤンミョングン)は、長旅から戻ると真っ先に恋しいヨヌに会いに行くが、ヨヌはそっけない。親友であるヨヌの兄、ヨムとウンとは久々の再会を喜ぶ。宮廷では王、成祖(ソンジョ)が息子フォンの新しい講師を決める。フォンはその講師が、まだ17歳の若いヨムと知り憤慨する。
第3話
運命のいたずら
ミナ王女の学友に選ばれたヨヌとポギョンは宮殿へ。王女は2人に会うなり、大好きなヨムの妹であるヨヌにべったりで、ポギョンはおもしろくない。一方、フォンは人目を忍んでヨヌとの再会を果たそうと計画。ヨヌはフォンから「会いたい」という手紙を受け取るが…。国巫(クンム)のノギョンは、大妃(テビ)からヨヌとポギョンのどちらが王妃になる運命か確かめろと命じられる。ノギョンは2人に不吉な運命を感じる。
第4話
愛の行方
フォンの妃(きさき)選び開始が決定した大みそかの晩。フォンとヨヌはついに再会し、互いにひかれあう気持ちを確認する。フォンはヨヌが妃(きさき)の候補願いを出すのを待っていると告げる。朝廷では大妃(テビ)の意向でフォンの妃(きさき)はポギョンに内定しているのは周知の事実だった。フォンは、父王、成祖(ソンジョ)に内定の撤回を願い出る。一方、陽明君(ヤンミョングン)も再度、父にヨヌとの婚礼を頼みに行く。
第5話
涙にかすむ月
フォンの妃(きさき)に選ばれたヨヌは、宮殿内に用意された住まい、隠月(ウノル)閣で婚儀の準備を始める。気軽に会えないフォンは、慣れぬ作法の習練に苦労するヨヌを手紙などで励ます。そんなある晩、大妃(テビ)からヨヌ殺害の命を受けたノギョンは、心ならずも邪術の儀式を行う。ある人物の協力により呪術は成功し、ヨヌは原因不明の病に陥る。婚礼前のヨヌは、回復の兆しもないことから宮中から追い出されてしまう。
第6話
消された過去
ヨヌの葬儀の日。フォンはヨヌの死の知らせを聞き取り乱すが、宮殿を出ることは許されなかった。陽明君(ヤンミョングン)は、ヨヌが埋葬されるところに駆けつけ、その場に泣き崩れる。失意の陽明君は宮殿に行き、ヨヌを守れなかったフォンを責める。その晩、ノギョンの指示でヨヌの墓を掘り起こす男がいた。地中の柩(ひつぎ)の中で死んだはずのヨヌが目を覚ます…。それから約8年の時が過ぎ、フォンは王となっていた。
第7話
悲しい再会
ヨヌとソルは、村に療養にきたフォンの一行に遭遇する。大勢の見物人が王の行列にひれ伏すなか、ヨヌは近くを飛ぶ蝶(ちょう)に気をとられて立ち上がってしまい、期せずしてフォンの姿を正視する。その瞬間、ヨヌの目に涙があふれるが、記憶を失っているヨヌには理由がわからない。そこに居合わせた陽明君(ヤンミョングン)が、ヨヌにうり二つの彼女に気づき後を追うが…。その夜、フォンは護衛官のウンを従え行宮を抜け出す。
第8話
かすかな記憶
フォンから「ウォル」という名を授かったヨヌ。ナ・デギル教授たちにさらわれたウォルの脳裏に8年前の苦しい記憶が押し寄せ、それを他人の記憶だと信じるウォルは戸惑う。宮殿に到着間近、ウォルは教授たちの隙をついて逃げ出した。そして偶然助けを求めた相手は…。ナ・デギル教授はウォルを人質にしてノギョンをおびき寄せると大王大妃(テワンテビ)に説明。さらに、ウォルをフォンの厄受け巫女(みこ)にすることを提案する。
第9話
断ち切れぬ想(おも)い
寝所で目覚めたフォンは、厄受け巫女(みこ)として秘かに付き添っていたウォルを見つけ、間者(かんじゃ)ではないかと疑う。ウォルがフォンの体に触れたことも知られ大騒ぎに。フォンはウォルにヨヌを感じるが、怪しい巫女(みこ)に惑わされているのだと考え、すぐに宮廷から追い出すよう王命を下す。ウォルは罪人として投獄されてしまう。一方、陽明君(ヤンミョングン)はウォルの行方を捜し、ナ・デギル教授を問い詰める。
第10話
心揺さぶる文(ふみ)
ウォルは再び厄受け巫女(みこ)としてフォンの就寝中に付き添うことになる。起きてウォルを待っていたフォンは、自分の苦しみを鎮められるかと問う。そんな2人の様子を見ていた王妃ポギョンは嫉妬に駆られる。その後、フォンはウォルからの手紙を受け取り、かつてのヨヌの手紙を思い出す。陽明君(ヤンミョングン)は、町でウォルを捜していた。そこに通りかかったチャンシルが、幼いときに会った陽明君を思い出し、声をかける。
第11話
許されぬ縁
陽明君(ヤンミョングン)は王宮殿に向かうウォルを引き止め、「自分のことを覚えているか?」と詰め寄る。しかし、ノギョンが陽明君を制し、ウォルに近づかないよう警告する。フォンはウォルがヨヌではないかという思いに駆られ、現れたウォルに過去の記憶について矢継ぎ早に質問を浴びせる。ウォルの答えは…。陽明君は寺で偶然、フォンの安泰を祈っていた母親に会う。ウォルへの思いを胸に、母に向かってある決意を口にする。
第12話
切なき恋心
市場で人形劇を見たウォルとフォンは話をしながら宮殿へと戻る。別れ際、その夜もまた会えると思っているフォンに、ウォルは厄受け巫女(みこ)を辞めたことを言えなかった。ウォルが星宿庁(ソンスチョン)の前に着くと、待っていた陽明君(ヤンミョングン)が現れ声をかける。フォンとポギョンの営みの日が決まる。ポギョンはフォンが拒めぬよう策略を巡らす。一方、フォンは8年前のヨヌの死の調査を秘かに続けていた。
第13話
ただひとつの望み
フォンはポギョンを抱き寄せるが、急に胸を押さえて苦しみ始める。ポギョンは一瞬仮病を疑うが、フォンはそのまま気を失ってしまう。そのころ、陽明君(ヤンミョングン)はウォルに熱い思いを伝え、彼女の心を動かそうとしていた。しかし、そこにフォンが倒れたという知らせが届き、ウォルはフォンの寝所へ呼び出される。後日、ユン・デヒョンらの陰謀により、ウォルはフォンに呪いをかけた大逆罪の疑いで捕らえられてしまう。
第14話
天変の時
ウォルは死罪を免れたものの、貧民の医療などを担う活人署(ファリンソ)へ送られることが決まる。フォンはウォルを守るために、大王大妃(テワンテビ)一派との対立を避けることにした。7日後の皆既日食の儀式に臨んで、自らを戒めるようにという進言や、陽明君(ヤンミョングン)への自宅謹慎の罰の決定も受け入れる。一方、宮廷では、亡くなったヨヌの泣き声が隠月(ウノル)閣から聞こえるというウワサが広がっていた。
第15話
深まる謎
ついに記憶を取り戻したヨヌ。すべてを思い出したことをソルに明かし、8年も黙っていた理由を問う。ソルはヨヌを守るためだとノギョンに教えられたこと話す。ヨヌはさまざまな疑問へのノギョンの答えを知るが、どうも釈然としない。やっと謹慎が解けた陽明君(ヤンミョングン)は、ウンの制止も聞かず、ウォルを捜しに活人署(ファリンソ)へ。一方、ヨヌの死に呪術がからんでいると察したフォンは、ノギョンの関与を疑う。
第16話
真実に落ちる涙
陽明君(ヤンミョングン)は王族の地位を捨ててでも巫女(みこ)ウォルを守る覚悟だとフォンに告げ、彼女を罪人にしたフォンを責める。一方、ヨヌはフォンを守るため、記憶の回復を隠したまま8年前の陰謀の謎を解き明かそうとしていた。ウォルとしてポギョンと対面し、自分の顔を見て驚がくするポギョンに向かい、ある言葉を口にする。帰路に着いたヨヌの足は自然と隠月(ウノル)閣へ。すると、そこにフォンが現れる。
第17話
ひとつになる時
ヨヌは活人署(ファリンソ)から帰る陽明君(ヤンミョングン)を見送る。ウォルがヨヌだと気づいている陽明君は、思わず「突然消えたりしないよな?」と尋ねる。陽明君と別れたヨヌは、「ヨヌ」と呼ぶ声を聞く。振り返ると目の前にはフォンが…。活人署のヨヌとフォンの前に突然大勢の刺客が現れる。そこに陽明君とウンが駆けつけて応戦。腕をケガした陽明君は、戦いをフォンに委ね、ヨヌの手を取りその場から連れ去る。
第18話
反逆のささやき
フォンは王宮殿にかくまったヨヌと秘かに2人だけの幸せな時間を過ごす。一方でフォンは8年前の事件について、亡くなった父王が“ヨヌの死”の捜査を打ち切る前に、妹ミナ王女の住まいを何度も訪ねていたという報告を受ける。さらに呪術を強めるために、人形ではなく人間を使う場合があると聞き、フォンはミナ王女が“ヨヌの死”に加担していたと悟る。そのころ、宮殿に来ていたミナ王女は懐妊がわかって喜んでいた。
第19話
命尽きるとも
ユン・デヒョンはフォンを王座から降ろすため、王位継承権を持つ陽明君(ヤンミョングン)に謀反を持ちかける。提案条件に耳を傾けていた陽明君は、ヨヌを手に入れるためならばと誘いに応じる。ヨヌは自分の命を助けたノギョンに会わせて欲しいとフォンに頼む。一方、ポギョンは王妃の座を失うまいと、前の国巫(クンム)を探して呪術を使うよう命じる。そんななか、ヨムは妹のヨヌがまだ生きているというウワサを聞く。
第20話
悠久を照らす光
陽明君(ヤンミョングン)を旗頭にしたユン・デヒョン一派がついに謀反を起こす。王宮の広場に反乱軍の兵がなだれ込み、フォンの一行を取り囲んだ。互いに剣を向けにらみ合うフォンと陽明君。王の首を取れと叫ぶユン・デヒョンの声に、陽明君が剣を振り上げる。フォン、陽明君、ウンと双方の兵による壮絶な戦いが始まった。そのころ、ポギョンは部屋から姿を消していた。一方、ヨヌはフォンの計らいで、ある屋敷に連れてこられる。