11/12(Tue) 17:59
■ 携帯電話で音楽を楽しもう − iTunesを使って音楽CDやMP3・Midi音源を携帯電話に変換
■ はじめに
通勤・通学に一駅手前で降りて歩くのがブームだそうです。携帯音楽プレーヤーで音楽を聞きながらウォーキングするのもいいですね。音楽を聴きながら歩くことで、歩くリズムも定まり、楽しみながら歩くことができます。早足でウォーキングすれば、エクササイズ効果もありメタボ予防も期待できます。
携帯音楽プレーヤーといえばiPodですが、ウォーキングするのにiPodと携帯電話の両方を持ち歩くのは不便です。また、iPodは持ってないがウォーキングしながら音楽を聴きたいなどのニーズもあるかも知れません。連続再生時間が短い(約4-5時間)点を除けば、携帯電話を音楽プレーヤーにできれば一石二鳥です。CDから録音できるので、お金がかからないところもいいですね。このページでは、iTunesを使ってお気に入り音楽を携帯電話で楽しむ方法を紹介します。意外と簡単にできるのでぜひチャレンジして下さい。
■ 今回使用した携帯電話とソフトウェア(2008/10/10現在での最新バージョン)
・ 携帯電話 SoftBank 812SHsU(GENT)+ 外部メモリmicroSD/2GB
・ミュージックプレーヤー対応、音楽記録形式AAC形式、連続音楽再生時間 約4時間30分
・2GBSDカードにAACステレオ録音(XPモード,高音質128kbps)で1曲4分として約510曲
(約34時間;70分CD約30枚分)記録できます。
・ Windows iTunes 8.0.1.11 + Quicktime 7.5.5(いずれもフリーソフトウェア)
・iTunesで再生可能なデータ形式:Quicktimeで再生できるファイル形式 (注1)
・iTunesで変換可能なデータ形式:AIFF、WAVE、Appleロスレス、AAC、MP3 (注2)
(注1) Windows版iTunesは、WMAファイルを直接再生することはできませんが、保護されていないWMAコンテンツの場合、WMAファイルを上記出力形式のいずれかに変換・再生することができます。
(注2) 初期設定は「AACエンコーダ」になっています。他のエンコード方法に変更したい場合は「編集」「設定」「一般」タブ(Macの場合は「iTunes」「環境設定」)の「インポート設定」からMP3エンコーダ、WAVエンコーダなどに変更します。
■ 携帯電話の音楽記録形式
SoftBankとNTT DoCoMOはAAC形式(拡張子m4a)、auはHE-AAC形式(拡張子3g2)です。AAC形式とは音声圧縮規格の1つでAdvanced Audio Codingの略称、音楽ファイルのデータ形式で、高音質を保ちながらMP3よりも高い圧縮率で録音できます。HE-AAC形式はAACの拡張仕様でAACバージョン3として標準化されていて、SonicStageやWinamp等でエンコードが可能です。
■ 参考URL
シャープケータイdaSH、SoftBankS!ミュージックコネクト、NTT DoCoMoミュージックプレーヤー
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■ 音楽データをmicroSDカードに記録&再生する手順
- iTunesのインストール
- iTunesで音楽ファイルを作成
- 作成した音楽ファイルをmicroSDカードに記録
- microSDカードに記録した音楽ファイルを携帯電話で再生
■ iTunesのインストール
- アップルサイト http://www.apple.com/jp/itunes/download/ よりiTunesをダウンロードします。
- "iTunesSetup"を実行してウイザードに従いiTunesをインストールします。
(iTunesをインストールするとQuicktimeも自動的にインストールされます)
- インストール完了後、iTunesを起動します。
■ iTunesで音楽ファイルを作成
- 変換したいファイルをiTunesに読み込む
音楽CDの場合はCDトレイにCDを、MP3やmidiなどの音楽ファイルの場合はファイルをiTunesのウインドウにドラッグアンドドロップします。ファイルが読み込まれ、リストに加えられます。
- 読み込んだファイルを変換する
iTunesのリストに表示されているファイルを右クリックして「AACバージョンを作成」を選択します。 (複数ファイルを選択するときはCtrl(全項目はShift)+クリック)
- 作成されたm4aファイルは、WindowsVistaの場合「デスクトップ/ユーザ名/ミュージック/iTunes/iTunes Music」フォルダに保存されます。
■ 作成した音楽ファイルをmicroSDカードに記録
SDカードに音楽を入れる方法には二通りあります。(2)は音楽転送中は携帯が使えない、パソコンにドライバーやユーティリティソフトの新たなインストールが必要などがあるので、(1)が簡単と思います。
- SDカードリーダを使う方法
- 内蔵 or 外付けSDカードリーダにmicroSDカードを入れ、音楽データをmicroSDカードの指定の場所「PRIVATE/MYFOLDER/My Items/Music」フォルダ(SoftBankの場合)にコピーします。
※著作権保護機能のついた音楽データの場合、著作権対応のSDカードリーダが必要となります。
- 携帯電話をSDカードリーダとして使う方法
- 携帯電話とパソコンをつなぐ専用USBケーブル(1500円位)を準備します。携帯電話をパソコンに認識させるドライバーは付属のユーティリティソフトウェアCDの中にあります。
- 携帯電話にmicroSDカードを入れ、携帯電話をカードリーダモードにしてから、付属のユーティリティソフト(Music Managerやメモリカード転送ソフト)を使い音楽データをドラッグアンドドロップして、USB接続で携帯電話内のmicroSDカードにダウンロードします。
■ microSDカードに記録した音楽ファイルを携帯電話で再生
- microSDカードを携帯電話に挿入し、携帯電話内蔵のミュージックプレーヤーで音楽を再生します。音楽CDやアーティスト、カテゴリーごとにプレイリストを作成するとプレイリスト単位での再生・ランダム再生も可能となり、選曲も簡単になります。個々の携帯電話の再生方法の詳細は携帯電話のマニュアルを参照してください。
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