FX取引の仕組み

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FX取引の仕組み

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本格運用までの推奨プロセス

バーチャルFXで仮想体験

  1. まずはバーチャルFXでその会社の取引システムに慣れる、操作方法をマスターする
  2. 1000通貨単位でリアルマネーで練習する(自分のお金が増減する感覚やプレッシャーを体験)
  3. そして本格的に資金投入して運用する

バーチャルFXとは、FX取引を仮想体験できる仮想売買システムです。

FXがハイリスクな商品であることを考えれば、初めての方はFX取引を実際に始める前に一度バーチャル取引を体験し、証拠金の動き、注文方法、スプレッド、スワップポイント受取り、ロスカット、ロールオーバーなどの取引の仕組みやシステムの使い勝手などを把握してから実際の取引を始めるのをお勧めします。

バーチャルFXの特徴

  • 名前、メールアドレス(ユーザーID、パスワードが送られてきます)などの簡単な登録で無料で参加できます
  • 取引の元手資金はあらかじめ仮想マネーとして設定されているので費用は一切発生しません
  • 為替取引レートやスワップポインも実システムと全く同じものを用いているので、実戦的な体験が可能です
  • システムに慣れるための練習とも言えますが、中にはその成績次第で賞品が貰えるところもあります
お勧めFX会社とバーチャルFX お勧めポイント (参考)賞品
セントラル短資 バーチャル取引「FX1」 口座開設で5,000円プレゼント!さらにFX1
の取引画面から申込むとプラス3,000円
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外為どっとコム バーチャルFX 口座開設で5,000FXプレゼント!さらに2万
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FX取引の仕組み ~ 取引用語解説

項目 説明
証拠金とは
  • 最低証拠金:口座開設時に最低預入れしなければいけない金額
  • 必要証拠金:最小取引金額あたりいくら必要かという金額
  • 維持証拠金:ポジションを維持するための最低限度額
  • 抜け幅とは
  • 抜け幅とは、相場がどれくらい動いたら、手数料分が抜けるかという値幅です。 ドル/円の場合には、何銭かといったように示します。

    たとえば110円50銭で買った場合、抜け幅が10銭だとすると、110円60銭より上に抜けたら利益が生まれることになります。

  • 投資家からすると、抜け幅が狭ければ狭いほど、有利な条件となります。為替取引の場合にはスプレッド+往復手数料で計算します。

  • 買値(Bid)
    売値(Ask/Offer)
    スプレッド
    2ウェイプライスとは
  • 「USD/JPY 110.80~110.90」とは「銀行間取引では1ドルが110円80銭で買われ、110円90銭で売られている」ことです。この売買レートの差を「スプレッド」中間値を「仲値」といいます。

  • 仲値が1ドル110円85銭、スプレッド8銭だとすると、買値(今あなたが売れる価格)は110円81銭、売値(今あなたが買える価格)は110円89銭ということになります。

  • 一般の取引では、仲値を基準として証券会社の提示するスプレッドにより売買レートが決まります。この買値と売値を2ウェイプライスといいこれを公開している会社は透明性が高いです。

  • スワップポイント
    (スワップ金利)とは
  • スワップポイントとは、為替取引を行う二国間の金利差をさし、反対売買で決済されるまで毎日、通貨間の金利差をもとにスワップポイントの受取りもしくは支払いが発生することになります。またスワップポイントは金利が日々変わることから変動します。

    高金利通貨の買い(低金利通貨の売り)=スワップポイントの受取り

    高金利通貨の売り(低金利通貨の買い)=スワップポイントの支払い
  • ロールオーバーとは
  • ロールオーバーとは自動的に決済を繰り延べ、ポジションを維持・継続できることを言います。通常は、注文の約定日の2営業日後に受渡(通貨の交換)を行いますが、ロールオーバーにより決済日を1営業日ずつ繰り延べますので、反対売買をしない限り長期間ポジションを持ち続けることが可能です。

  • ロールオーバーは通常ニューヨーク時間の午後5時(標準時間)、東京時間の午前7時に行われます。そしてスワップ金利はロールオーバー時に計算されることとなります。

  • マージンコール
    (追証)とは
  • マージンコールとは、「追加証拠金請求」の通知のことです。毎日午後3時のレートで口座評価した時に、預託証拠金とポジションによる評価損益の合計が、維持証拠金(必要証拠金×維持率)のレベルを下回った場合、追加証拠金の請求(マージンコール)が発生します。

  • 翌営業日の午後3時までに追証を入れないと、取引会社は、維持率を回復するまでポジションの一部ないし全部を強制的に反対売買して証拠金に充当します。

  • 預託証拠金10万円、必要証拠金4.8%、維持率75%で、1ドル110円で1万ドル購入

    ・必要証拠金:10,000ドル×110円×4.8%=52,800円

    ・維持証拠金:52,800円×75%=39,600円

    ・実質証拠金:100,000円-39,600円=60,400円

    ・ドル円レート変動許容幅:60,400円/10,000ドル=6.04円/1ドル

    110円-6.04円=103.96円以下のレートで日時の更新を迎えるとマージンコールが発生します。 (手数料・スワップポイントはのぞく)

  • 自動ロスカットとは
  • マーケットが急落、急騰など一方向に動いた場合に、投資家の損失を抑えるために自動ロスカット(損失確定)する方法です

  • 取引会社にバラつきはありますが、証拠金の維持率20~25%が自動ロスカットの目安です

  • GTCとは
  • Good Till Cancelの略。注文の有効期限で、一度指値注文(または逆指値注文)を出したら、注文が成立するか、取り消すまで有効とする注文方法です。

  • 取引日のニューヨーク市場17:00まで有効とする注文は、Day(当日限り)といいます。

  • スリッページとは
  • ストップロスが成立すると、スリッページが発生します。スリッページとは注文価格と成立価格に差が生ずることをいいます。たとえば、買いポジションの場合、110円50銭に売りストップロスを指定すると成立価格は110円47銭になるケースです。

  • ストップロス・オーダー(逆指値注文)は、指定した価格を抜けた時点で成立させる注文のため、抜けたことが判断できた時点では、すでに市場ではさらに下落していることがあるためです。

  • 取引会社によっては、スリッページが発生しない会社もありますので確認しておきましょう。

  • 自動売買とリスク管理

    外国為替証拠金取引には、相場を見ていなくても条件を決めて予約取引をする方法や、損失を限定しつつ利幅の拡大を追及できる方法があります。

    それが、IFD、OCO、IFOという「セット注文」と「トレール注文」です。これらを駆使することで、注文だけしておけば後は見なくても自動で売買してくれるので、損失回避のためのリスク管理にも欠かせません。

    ロスカット幅は「1回の損失はどのくらいまでなら許容範囲か」から決定するといいでしょう。時間のない投資家には使いこなせるようにしておきたい方法です。

    注文方法 内容
    IFD 「IF Done」の略で、「もし、注文が成立したら」の意味
  • 1つの注文が成立したら、その次に有効になる注文を設定しておける2段構えの注文方法です。自分の希望するポジションの新規注文が出せると同時に、それが成約した場合に損益確定の決済注文も出せるため便利です

  • 使い方として、新規注文と利益確定の予約注文、新規注文とロスカット注文(逆張りのときには使い勝手がよい)があります

  • OCO 「One Cancels the Other order」の略で、「片方が成立したら、もう片方はキャンセルする」という意味
  • 2つの注文を同時に出し、どちらかが成立したら片方の注文は破棄する注文(W指値注文)方法です。2つの異なるシナリオで注文できるので便利です

  • 例えば、「1ドルが120円の時に118円よりも下がったら買い」という指値注文と「1ドルが122円よりも上がったら売り」という指値注文を出し、どちらか一方が成約すればもう片方がキャンセルになるというものです

  • 買い指値注文と買いストップ注文、買い指値注文と売り指値注文、買いストップ注文と売りストップ注文、売り指値注文と売りストップ注文の4つのパターンがあります。使いこなせるようになれば、取引の幅が広がります

  • IFO 「If Done+One Cancels the Other order」の略で、「IFDの2段目の注文をOCOで注文する」の意味
  • IFDとOCOを複合させた注文方法です。これによって、ポジションの新規注文と同時に、それが成約した場合に、2つのシナリオ(利益確定とロスカット)で決済注文ができます

  • 具体的には「現在の値段より少し安い値段で指値注文」を出し、そしてそれが約定すれば「その値段より少し高い値で利益確定の売り注文」と「少し安い値段にストップロス注文(逆指値注文)」が自動的に発行されるというような注文を前もって出しておくことが出来ます

  • トレール注文 トレール(trail)とは「引きずる」という意味で、相場の変動に合わせて逆指値価格を変更する注文手法
  • トレール注文とは、逆指値の価格指定に値幅指定機能を追加するもので、売り注文では現値の上昇に伴って逆指値価格も指定した値幅を維持しながらスライドアップし、買い注文では現値の下降に伴って逆指値価格も指定した値幅を維持しながらスライドダウンする、というものです。

    連続注文(IFD、IFO)、OCO注文の逆指値にトレール指定をすることはできません

  • たとえば、買値が110円の時にドル買いを行ったうえで「109円50銭の逆指値」に「50銭のトレール指定」(トレール注文)を追加したとします。

    その後、売値が110円20銭となった時点で、トレール価格は自動的に50銭下の109円70銭にスライドアップします(この時点で最大の差損は30銭に縮小)。そして、さらに売値が111円となった時点で、トレール価格は自動的に50銭下の110円50銭にスライドアップします(この時点で最低でも50銭の差益を確保)

  • この機能を使えば、損切りは設定した範囲でリスク管理しながら、利食いは最高値を自動追尾しながら設定した値幅で執行することが可能です

  • FX取引の基礎知識はこちらをご覧ください。
    http://stock.kikuchisan.net/fx.html

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